ヒーターは故障するもので1つ設置は危険!!対策法紹介

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題名にもした通り一つの水槽に1つのヒーターは非常に危険です!

たとえ水量に十分あったヒーターでもです!

なぜなら一流のメーカーの物を使おうが、メーカー保証が2年あろうが、壊れるときは壊れるからです。

私は20年近くアクアリストをしていますが、過去2度経験し、冬だったため水槽内の魚が全滅しました。

そのうち2度目は新品でメーカー保証がついていた一流メーカーのサーモスタット式ヒーターでしたが、使用2週間で夜間睡眠中に壊れ、翌朝水温7度になっており、全ての魚が全滅し、メーカーに直接連絡しましたが、保証してくれたのはヒーターだけでした。

このように、機械である以上、いつでも壊れる可能性がありますので、大事な魚、サンゴたちを守るために、ヒーターは一つ設置では危険なんです!

では対策を紹介。

対策例

60cm規格水槽「60×30×36」水量MAX58ℓを例とした場合

160~200wのヒーターを一本使用するのではなく、100wのヒーターを2本使用する!

こうすることで容量は同じなので水温が大きく変動することもないし、万が一、1本が故障した場合に、最悪の事態は防げます。

※低水温「20度以下」で死亡する魚、±5度以上の水温変化に過敏な魚等は除外

上記例であれば、真冬でも18度以下に下がることは、まず無く、水温20度前後で、なんとか保ってくれます。丸一日以上経過していなければ、ほとんどの魚たちが生き残ってくれます。

飼育魚のその後の生存確認

熱帯魚:ネオンテトラなどカラシン全般、エンゼル、ディスカスなどシクリッド類、グッピー、コリドラスなど

古代魚:アロワナは数日後に死亡、ガー・エンドリは残存」

海水魚:スズメダイ全般、クマノミの仲間、小型・中型ヤッコ、ベラ、ギンポ・カエルウオ、ハギ、チョウチョウウオ類

※ただし、スズメダイ類以外は白点病やウーディウム、数日の拒食など病気やショックを受けることが多かった。私の飼育環境では、上記種で死亡例は無かった。

ヒーターをもう一本増やすことでサーモスタットの値段が重む、コンセント数が増える、調節が面倒など心配がありますが、

ニッソー シーパレックス 600

このようにサーモスタットの中には2口コンセントのものも販売されており、そうしたものを使用すれば上記問題は解消されます。

上記商品特徴

ヒーターは600wまで接続可能

コンセントが二口になっており、これ一つでヒーター2つまでを温度調節し使用することができる。

具体例では60cm水槽で記載しましたが、30sm水槽や45cm水槽、90m水槽などでも、水量に合わせたヒーター数を設置すれば対策方法は同じ

水量による適正ヒーターの目安

・〜30cm(20L以下):50W

・45cm(40L以下):100W

・60cm(60L以下):160W

・75cm(100L前後):200W

・90cm(160L前後):300W

・120cm(200L前後):500W

なので、ぜひ皆さんも大切な生き物たちを、この方法で守ってあげてくださいね(^^♪

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