海水魚のマツカサ病の治療法と原因について

淡水魚と同じく海水魚のウロコが松ぼっくりの傘のように逆立つ病気です。

出典:~海水魚の飼育・安全水槽のすすめ~

白点病と違い、強健であるルリスズメダイの仲間でも発症しやすく、マツカサ病になると他の病気も併発しやすくなるので、やっかいな病気です。

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原因

水質悪化によるものが多いです。水槽内のアンモニア増加やPH低下、細菌の増殖などにより、ストレス、臓器損傷・腸内環境の悪化により免疫力が低下し弱り発症します

何か月も水換えをしていなかったり、水槽サイズに合わない量の海水魚を飼育していたり、濾過能力の見合わないフィルターを使っていたりなど、水質悪化の原因につながるものは全て避けて飼育環境を整えることが大事です。

また他にもカルキ抜きが出来ていない水で飼育すると重金属による影響で発症するみたいなので、海水を作るときはしっかりカルキ抜きと重金属など無害にすることもセットで行うようにしてください。

治療法

発症した場合は、水質の改善をまず優先して行います。

古くなった汚れた飼育水を一度に水換えすると急激な水質変化を起こしてしまうので、毎日1/5~1/6を限度として少量ずつ水換えし徐々に水質を改善させます。

注意点として水換えとフィルター掃除は同時に行わないようにしてください!

上記の開始日から規定量の1/5程度の薬浴も行うと2次的感染予防になり、より効果的でオススメです。

上記の方法で5日経っても症状の改善が全くみられなければ、毎日の水換え量を1/4に増やし、魚病薬の投与を規定量の1/3にして様子をみます。

※魚病薬はグリーンFゴールド顆粒の規定量の場合で記載しています。

エルバージュなど成分が強い薬の場合、規定量の1/7→1/5で試してください。

この方法を順に行えば、ほぼ治せる病気ですが、マツカサが進行し完全にウロコ全部が逆立った重症化している場合は通常治療困難だと思ってください。

確実な保証はないですが、ラクトフェリン治療も併用で重症化している子が奇跡的に治った経験があるので、試してみてもいいかもしれません。

ラクトフェリンは整腸作用、免疫力向上作用があり治療効果を飛躍的に高めてくれますが、デメリットとして水が汚れやすいので、与えすぎによる水質悪化に注意してください!

魚病薬を増やし治療する場合は比重量を落とした低比重療法「比重1.014前後」がより効果的で飼育魚にも負担がかかりにくいので、お困りの方は試してみてくださいね(^^♪

ただ魚病薬に弱い海水魚、低比重に弱い海水魚であるハナゴイ、ジョーフィッシュ、クリーンフィッシュ「ギンポ・カエルウオ系、ニセモチノウオなど」には危険が大きいので絶対行わないようにしてください。

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