海水魚の外傷・ビブリオ病の治療方法、予防法

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海水魚の体表に穴が開いていたり血がにじんでいるとビブリオ病の可能性が高いです。

他魚の攻撃やヒーターの火傷など外傷によるものならキレイな飼育水+薄い薬浴で自然に治っていきますが、ビブリオ病なら治療が必要です。

治療法「①+②セットで行います」

低比重「1.010~1.014で固定」+グリーンFゴールド顆粒「以下GFG」orメチレンブルー「以下MB」の薬浴で治療します。

エルバージュなどビブリオやエロモナス症に対応した薬を使いたくなりますが薬成分が海水魚には強すぎるので、GFGやMBが在庫切れで手に入らない場合に第2候補として使います。

GFGやMBは規定量の2/3~半分を2回に分けて1時間ごとに投与、エルバージュなら規定量の1/3を初回投与から異常が無いか確認しOKなら1時間経過ごとに合計3回投与します。

注意点

治療期間は治るまで行い、水蒸発した分だけ飼育水を追加します。

水は蒸発し塩は残るので比重濃度は上がります。比重計でチェックし常に低比重を維持できるように調整してください。

薬品投与は規定量〇〇を数回投与するのではなく、その量だけを数回に分けて時間をおいて投与するという意味です。

ハナゴイやジョーフィッシュ、掃除魚「コケ取り、モチノウオなど」は低比重にかなり弱い為、これらに使用する場合は1.018前後の少し比重を落とした飼育水で治療を行ってください!

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ラクトフェリン経口摂取

ラクトフェリンによる整腸作用で免疫力を高め、自己治癒力を上げて治療します。

ラクトフェリンは必ず魚専用の物を使用してください!!

与え方

餌にラクトフェリン粉末を溶かした飼育水を染みこませて3分ほど待ち、よく染みこませます。

後はいつも通りその餌を与えてください。

注意点

ラクトフェリンは薬品で無く治療効果が高いのでメリットが多いのですが、唯一のデメリットが高栄養のために水が汚れやすいということです。

排出されるフンも、普段よりかなり濃縮で水を汚すので、クロマジェルを併用したり、水換え回数を増やして対応してください。

外傷によるもの

魚がケガによる傷を負っている場合、自然治癒することが多いですが、そこからの細菌感染を防ぐためヨウ素を添加し、飼育水を殺菌しておくと良いです。

ケガがえぐれて酷い場合は、ビブリオ治療と同じように水槽内薬浴で治療します。

弱っているため、他魚との混泳をしている場合は、他魚の方を隔離し、原則ケガをしている海水魚のみを水槽に残して治療します。

※ケガしている方を別水槽に隔離するのは負担がかかり、さらに衰弱させるので避けてください。

まとめ

ビブリオ病は同じ病気名でも種類が多く治せるものと治せないものがあります。

治せないケースではプロでも治療困難なので、最悪の結果になっても自分の中で最善を尽くしたなら落胆せず、自分の経験の糧として前向きにとらえてください。

海水魚飼育は誰もが失敗を経験して成長していくので、経験値を積んで、素敵なアクアライフを一緒に作っていきましょう(^^♪!

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