ハシナガチョウ「チェルモン」を人工餌に餌付かせる方法

海水魚
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餌付けが難しいとされているチェルモンですが、水槽に落ち着かせ、早期にアサリでも活餌でも、とりあえず食べてくれさえすれば、早期に人口餌に切り替えることができます。

私はこれまで10匹以上ハシナガチョウを飼ってきましたが、どの子も1週間前後、遅くても10日ほどで人工餌を食べるようになっています。

当時トリートメント水槽で飼育中に餌付かせたチェルモン2匹を例に今回は記事を記載します。

何か食べさえすれば餌付かせるのは実は簡単!

水槽左の子は購入2日目にアサリやシジミを食べてくれたので、そこから徐々に人工餌に切り替え、5日で完全に人工餌を食べるようにしました。

アサリは菌が多いので、家ではシジミを使用しました。

↑右の子は二枚貝に見向きもしなかったので、活イサザアミから人工餌に7日で完全に切り替えました。

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コツ1「アサリなど二枚貝の場合」

多くの海水魚は餌と認識するのに見た目や臭い、音などで判断している様です。

なので人口餌に切り替える為、臭いの強いものや見た目を利用します。

まず、貝を水槽内に落とすこと、これは絶対にやめるべきです。

水槽底に落ちた時のコンという衝撃音が餌のタイミングだと判断されると今後同じ方法でしか餌を食べ無くなるからです。

なので、

①まずは貝を与える「身はミンチ状に切り刻むと良」

②食べるようになったら指手で貝殻の端をつまんで与える

③:②も食べるようになったら、人口餌を粉末レベルにして1/5混ぜて与える

④食べるようなら、混ぜる量を1/4→1/3→半分と少しずつ比率を増やしていく

⑤人工餌だけを殻に塗って食べるようになったら切り替え完了

コツとして⑤の人工餌は飼育水をスポイトなどで吹きかけ、泥上のやわらかい練り餌のような状態にして与えてください。

その方が後々便利になります。

⑤の状態になったら、とりあえず人工餌には完全に餌付きます。

完全に粒餌だけに移行したいならば、ここから⑤の状態の粒餌を水中に落として食べさせる→沈み餌の大きさを粒餌レベルまで小さくする→水面に浮かべた粒餌を食べさせるという風に移行させます。

この順序をたどれば、ほぼどの個体も人工餌に餌付かせられるはずです。

餌はメガバイトレッドSが食いつきよいし、とても練り餌にしやすいので個人的にオススメ!

最初は時間かかるかもですが、慣れれば1週間ほどで完全に人工餌に移行できるようになると思うので、餌付くまで、あきらめず頑張ってみてくださいね(^^♪

イサザアミや冷凍餌から人口餌に切り替える方法は、そのうち書きます。

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