イソギンチャク飼育における注意点について

カクレクマノミとイソギンチャクの共生を見るために人気があるイソギンチャク飼育ですが、触手の毒性が強いのでクマノミ以外の海水魚と同じ水槽に入れるとイソギンチャクの毒にやられ☆になってしまいます。

出典:photoAC

上記は基本的情報ですが、飼育するうえで知っていなければ避けては通れない重大な事故と対策を記載しました。

1.ろ過ポンプのストレーナー「給水溝」の吸引事故

イソギンチャクはサンゴと違い、自身で水槽内を移動できるため、ろ過ポンプの給水溝のような吸い込み口は小さいイソギンチャクなら吸い込まれる、大きなイソギンチャクでは身動きがとれなくなり、水の循環に大きな問題、イソギンチャク自体が☆になる危険性がたいへん高くなります。

対策

基本的にはストレーナーにスポンジを被せてイソギンチャクが近寄れないようにライブロックや岩などのレイアウト品で周りを固めるようにして吸い込まれないように対策します。

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2.ヒーターによる火傷、死亡事故

イソギンチャクには温度感覚が無いのかヒーターの上に乗っかっても自分から退こうとはせず、そのままヒーターの熱により大やけどを負ったり、熱により☆になったりする事故が多く、イソギンチャクがヒーターに触れないように対策をする必要があります。

対策

ヒーターカバーをしても上に乗っかれば放熱で☆になる為、完全に触れることがないようにライブロックで囲ってしまうか、岩やレイアウトなどの物品で周りを固めてしまうのが安全です。

3.サンゴとの接触事故、イソギンチャク同士の接触事故

イソギンチャクは

刺胞毒の弱いグループ(シライト、LTアネモネ、センジュ、タマイタダキ、サンゴイソギン等)

強いグループ(ハタゴ、イボハタゴなど)

上記2種に大きく分けられます。

イソギン同士の混泳

同種同士の接触と同じグループ同士の接触はほぼ問題ありませんが、異種グループでの接触は刺胞毒の弱い方が毒にやられる可能性が非常に高いです。

触手部分の接触は大丈夫な場合もありますが、イソギンチャクの腹部分は毒に弱く、刺胞と腹が接触すれば、弱い方が☆になります。

上記事項からイソギン同士を同じ水槽で飼育するのであれば、なるべく異種グループでの混泳は避けるか、絶対に接触しないような対策が必要です。

サンゴとの同居

 サンゴに触れるとサンゴを解かしてしまい、サンゴの刺胞毒よりよほど強力です。イソギンは、本来、イソギン専用水槽で飼育をするのがもっとも安全です。

本来は別々に飼育すべきですが、どうしても同じ水槽に入れたい場合はサンゴに触れないように工夫して水槽内をレイアウトし、お互いが触れ合わないようにすれば同居自体は可能です。

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