ヒラムシ、エラムシ、ハダムシなど寄生虫の駆除・治療法

海水魚
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海水魚を飼育していたら、いずれは経験する海水魚の寄生虫。

これらは海水の中で生存している場合、無色透明なので肉眼で見つけることは難しいです。

写真提供:近畿大学水産研究所

普段は無色透明なので分かりづらいですが、淡水浴などで寄生虫が弱った時、死滅したときに白く米粒みたいのが剥がれ落ちるので、そこでようやく寄生されていたことが分かります。

寄生の危険性

体表に寄生することにより魚の体液や養分を吸血します。

少数の寄生であれば急を要するほど危険ではありませんが、無数に寄生付着しても放置している場合は体表面の粘膜が剥がれ出血したり、傷口から病原菌が侵入し様々な病気が複合感染したりします。

写真提供:京都府農林水産技術センター海洋センター

なので、餌食いが悪くなった、体色が黒ずむ、色あせてきたなど違和感を見つけた場合は、以下に紹介している症状と合わせてみて判断し、寄生が疑われる場合は早急に駆除を行うことをオススメします。

寄生されている時に多い症状

ヒラムシ、ハダムシ

・海水魚が体を身震いさせる

・海水魚が急に早く泳ぎ出す

・砂利や水槽の壁、レイアウト物に眼、口先、体などを何度もこすり付ける

・目が薄く白くなっている、膜が貼っている感じがする

・ヒレを早く動かしているorたたんでいる

エラムシ

・エラを早く動かすor開かず閉じ気味

・呼吸が早く浅い

・砂利や水槽の壁、レイアウト物に体を何度もこすり付ける

・水槽の底や隅で動かないで、じっとしている


・ろ過器の排水パイプ付近、エアレーションの近くなど水流が循環するようなキレイな水が流れるところに居たがる

白点病やウーディニウムなどの初期症状と似ているところがあり、見分けが付きにくいですが、主な特徴的な症状としては上記のようなものがあります。

見分ける判断としては白点病やウーディニウムなら3日も経てば体表全体に白点がみられるようになるので、症状が似ていても数日で判別がつきます。

治療法

低比重+薬浴、淡水浴、プラジクアンテルが効果的です。
なお、ジョーフィッシュやハナゴイ、コケ取りウオ「カエルウオ、ギンポ」などは淡水・汽水にたいへん弱く、低比重や淡水浴が出来ない為、プラジクアンテルを経口摂取させましょう。

低比重+薬浴

低比重「比重値1.014前後」と薬浴「GFGがオススメ」を併用させた駆除方法です。
白点病やエロモナス症の治療によく使われますが、寄生虫駆除にも効果がある様です。

GFGはフラン剤とサルファ剤の混合抗菌剤の為、細菌類に幅広く効きます。
寄生虫が付着しているということは、歯やツメで魚の体表に穴を開けて寄生しているので、傷口から病原菌が侵入し起こる2次感染の予防にも効果があり、これ1つで駆除と感染予防の2つのメリットが持てます。

プラジクアンテルによる治療について

プラジクアンテルは淡水・海水に生息する寄生虫の駆除にたいへん効果がある水産魚病薬です。エラムシ、ハダムシ、ヒラムシはもちろん、トリコディナや体内に潜む原生動物や線虫にも幅広く駆除効果があります。

抜群の駆除効果があり、経口摂取させるため、ライブロックやサンゴ、甲殻類など無脊椎生物への影響がほぼ無いという大きなメリットがあります。
※サンゴの種類によってはエサに混ぜた極少量の薬にも過敏に反応するものがいるため要観察しながら与えてください。

プラジクアンテルは不味いらしく食いつきの悪さがデメリットでしたが、上記の水産用プラジクアンテルはフレーバー配合して食べやすくしたものなので、従来品より40倍食いつきが良いそうです。「詳細は商品ページ参照」

使用方法

一日に1回、3日間連続で経口摂取させます。

使用量:10gにつき1.5mgをエサに加える

魚の体重はグラム単位の世界なので、投与量はスケール「計測器」を用いて正確に測りましょう。

Kyo
Kyo

投与量が多すぎると薬剤ショックで☆になります。用法・用量を守ってお使いください。

寄生虫の駆除は淡水浴が主流でしたが、淡水浴が出来ない海水魚もいます。
それら海水魚でもプラジクアンテルなら分け隔てなく寄生虫駆除できるので、ハダムシ、エラムシなど寄生虫に悩まされている方は、ぜひ使ってみてください(^^♪

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