スミレヤッコ、シマヤッコの他魚・サンゴとの混泳について

海水魚
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パラケントロピーゲ属とはスミレヤッコやシマヤッコなど性質が大人しく温和な種類が多い小型ヤッコのグループになります。

出典協力:海水館

ドロップオフのような比較的深場に住むため、高水温に弱く、届く光もレモンピールなどケントロ亜属に比べ少ないので病気になりやすく、おまけに飼育環境に慣れるまでは食も細いので飼育難易度は小型ヤッコの中でも難しめです。

他の海水魚との混泳

性質が穏やかで温和なため多くの海水魚と混泳が可能です。

ヤッコ同士の混泳もさせやすいです。

出典:AquaNews2016summer.pdf

ただ臆病な面があるので気の強い相手や攻撃的な相手にはストレスを感じ、拒食したり、ストレスで衰弱しやすいので、クマノミなど他グループのものと混泳させるor同じヤッコ同士なら性質が荒くないものとの混泳がオススメです。

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サンゴの混泳のコツと注意点

スミレヤッコやシマヤッコなど人気でキレイな海水魚は他のヤッコと比べると飼育経験上サンゴを突く個体が少なかったです。しかしLPSの共肉は食害に合いやすいので、オオバナサンゴなどのヤッコが好むサンゴは避けた方が無難です。

注意点

空腹だと興味本位と生存本能から突かれることがあるため、餌やりは必要十分な量を与える必要があります。

また同じ水槽内で他の海水魚がサンゴを突く場合、真似して突くことがあるため、その点にも注意が必要です。

まとめ

スミレヤッコやシマヤッコは飼育環境に慣れるまで餌付けに苦労することが多く、病気にもなりやすい面がありますが、水槽環境に馴染むと他のヤッコに負けないくらい餌バク食いするし、飼いやすく丈夫な海水魚です。

飼い始めの1~2か月が長期飼育できるかどうかの壁になるので、混泳させるなら慣れるまでは落ち着ける環境の中で単独飼育し、しっかり餌を食べ健康に太ってから他魚と混泳させるようにしてあげると上手く混泳できると思います。

最初の壁さえ超えれば初心者でも十分飼育できる本来は丈夫な種なので、飼育のコツを押さえて、ぜひ飼育にチャレンジしてみてください(^^♪

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