トゲチョウチョウウオの飼育方法「餌、混泳、病気について」

海水魚
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チョウチョウウオの中で根強い人気を誇るトゲチョウチョウウオ。

kyoが始めて飼育した海水魚であり、愛着と思い入れのある種です。
丈夫で人懐っこく、餌もよく食べ、初心者でも飼いやすいチョウチョウウオだと思います。

概要

全長:20~25cm前後

適応できる水温:22~28度

生涯飼育できる水槽サイズ:単独飼育:60cm規格水槽

             混泳飼育:90cm以上

クマノミなどとの混泳:問題なく可

サンゴとの混泳:食べるため不可

購入時のオススメサイズについて

5cm以下の豆サイズだと餌付けはしやすいですが病気にかかりやすく体力が低いので飼育難易度が上がります。

チョウチョウウオの飼育に慣れていないなら8cm前後の一回り大きくなったサイズで飼育を始める方が安心です。

チョウチョウウオのトゲが伸び始めるのは10cmを超えてからなので、このサイズでも十分変化は楽しめるし、どのサイズからでも人によく慣れる魚なので、8cm前後のサイズが丁度よく手頃でオススメです。

選び方について

輸入ものでも問題ありませんが、現地がマニラ産である場合は注意が必要です。
安価で入荷量も多いのですが、薬物採取を行っている業者さんもいて、その個体を飼育した場合、1か月以内に高確率で☆になります。
薬物によって臓器損傷や毒汚染されているものは、飼育していると半透明の白く細長いフンをしたり、水槽の角や底でじっとしていることが多いです。
もし購入時に、このような特徴が見られた場合は選ばない様にしてください。

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餌について

雑食性なので、何でもよく食べ、口がでかいので比較的大きな粒餌でも問題なく食べてくれます。かなりの大食感なので、水は汚しやすいです。
餌付けは苦労しない魚ですが、水槽導入始めの2~3日は新しい環境に警戒し餌を食べないことはあります。
3日以上経過しても餌に反応を示さない場合は、臭いの強い人工餌であるシュアーや乾燥ブラインシュリンプを与えてみてください。

これらも食べない場合は冷凍餌「ブラインシュリンプ、ホワイトシュリンプ」を解凍して与えてみてください。
冷凍餌であれば、ほぼ100%食べてくれるので、人工餌を食べない子には、ここから慣らしていってあげてください。

※よく餌付けのポイントとして、がまんくらべのように人工餌を食べるまで根気よく粘って与えるという方法を耳にしますが、これを行うと活き餌でも食べれないほど衰弱したり、そこから病気になったり、最悪☆になるため、オススメできません。

現地からの輸送前には餌切りをして日本へ輸入されるので、例えば3日食べていないのであれば実質は1週間は食べていないことになります。
魚とがまんくらべをすればするほど良い方向には向かわないので、落とさないためにも、まずは栄養をしっかりと蓄え、体力を戻してから餌付けに挑戦してください。

水質について

水槽内がライブロックがある場合と海水魚だけの場合に分けて記載しています。

ライブロック、無脊椎生物がいる場合

サンゴ、イソギン、エビなどの無脊椎生物、ライブロックなど無数の微生物が繁殖しているようなものと一緒に入れる場合は、ある程度の水質が整った状態で入れるようにすることをオススメします。
スズメダイやクマノミであれば汚れた海水、バクテリアが繁殖していない水槽でも最初の水合わせを適切に行えば適応できますが、チョウチョウウオは少しデリケートです。
海水を作って先住魚がいるのであれば、そこから2週間、最初の1匹目がトゲチョウであるなら作ってから1か月前後は入れるのを控え、バクテリアの繁殖し環境を整えた状態で迎える方が無難です。

海水魚だけの水槽の場合

迎える前日に海水を作っておけば、たった一日でトゲチョウを入れることができます。
条件として①海水比重1.014前後、②グリーンFゴールド顆粒「以下GFG」を規定量の1/3溶かす、③最初の水合わせをしっかりと行う、この3点を守ったうえなら入れることが出来ます。

チョウチョウウオやヤッコ類を迎え入れる場合2週間以内に高確率で白点病や水カビ病など病気を発症しやすいので、むしろこちらの方が望ましいです。

②のGFGは品切れの場合、エルバージュ規定量1/5でも代替え可能です。
溶かす場合は水槽内で直接溶かず、飼育水をくみ取った別の容器で溶かして薬水にしてから水槽内に徐々に注ぎ、少しずつ溶かしてあげてください。

飼育し始めて2か月も経てば水質に馴染み、最初の頃より病気になりにくくなり、かなり丈夫になるので、そこからは一気に水換えしたり、30度以上の高温、水温の激しい上下変動など急激な変化を起こさなければ安定して飼育し続けられると思います。

病気について

水質の項目と少し被りますが、飼い始めてから1か月は白点病などの病気感染に注意してください。
体をこすりつけ始めたらヒラムシなどの寄生虫より白点病の初期症状のほうが多いので、いつもと様子が違ったら低比重療法「比重1.014+GFG浴」のトリートメント水槽に入れて2週間ほど様子をみてください。
低比重療法は問題なく可能ですが薬品治療が不安な場合は、ラクトフェリン治療、フコイダン治療が白点病の治療にオススメです。

餌を食べれるならラクトフェリンを餌に溶かし混ぜて与えます。
冷凍餌であれば、冷凍餌に粉末をふりかけて溶かし馴染ませてから与えてあげてください。

どの餌も食べられない状態ならフコイダンを飼育水に添加します。
これは薬品ではない添加剤なので、無脊椎生物含む生きもの全般に全くの無害なので安心して使用できます。

チョウチョウウオは他種には興味を示さないのでスズメダイやクマノミ、ナンヨウハギなど多くの海水魚と混泳が可能です。
同じチョウチョウウオ属でも見た目と模様が全く違うハタタテダイやフエヤッコとは比較的仲良く泳ぎます。
しかし見た目が似ているアケボノチョウやフウライチョウとは相性が悪いので混泳は避けた方が無難です。

どうしても混泳させたい場合は10匹以上同じ種類を泳がせて、一匹に攻撃が集中しないようにすると良いです。

混泳について

穏やかな性格なので、攻撃的な海水魚「例:チェルブピグミーエンゼル」とは混泳させない様にしてください。
また動きが俊敏なのでハタタテハゼやスミレヤッコなど性質が大人しく臆病な海水魚とは相性が悪いです。攻撃はしませんが、餌を食べるときの迫力に怖気づいて上記2種がストレスを感じてしまう為、多くの海水魚と混泳できますが、トゲチョウに怖気づかない海水魚と混泳させることをオススメします。

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