スターポリプを溶かすウミケムシの駆除方法について

海水魚
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ミミズ、ゴカイのような見た目で側面に足のような毛が生えた者から無毛なものまでいます。

大きさは1cmくらいの小さなものから10cmを超える大きなものまでいます。

無毛なものはゴカイと間違えやすいですが、ウミケムシはピンク色~薄紫でヒルのように体全体が太く、ゴカイは全体的に細長く白いので、見た目の色と形で判断できます。

砂利を厚めに敷いた水槽や海水魚の残り餌が底に残っている水槽には発生しやすく、ライブロックなどに付着してきて水槽内で増殖することも多いです。

駆除方法

人為的に除去する方法:発見したらピンセットでつまんで取り除きます。

素手で触ると刺され、数日間腫れと痛みが続くので、絶対に素手で触らないように注意してください。

ポイントとして魚に餌を与え砂に沈殿した時、照明を落として暗い時に砂やライブロックなどの隙間から出てきて活動するので、餌を与えて出てきた時、照明を点けて出てきている時に取り除くと確実に駆除できます。

※数が多くても絶対に砂を掘って取り除いたり、組み上げたライブロックを激しく動かして探さないようにしてください!

ゴミや雑菌が水中に舞ってサンゴや海水魚の不調や病気を招きます。

予防法

常日頃から食べ残った餌は小まめに取り除いたり、砂掃除をしてくれるベントス属、貝などを掃除係として入れておくと水中や砂の中にウミケムシの食べ物が無くなるので発生を減らせます。

生物兵器

ペパーミントシュリンプやモエビなど掃除シュリンプが空腹であれば、ウミケムシも食べてくれる様です。

ただ大きなものは食べないので、数cmの小さいものしか期待は出来ないです。

ウミケムシを食べることで有名なアロークラブは、ある程度大きなものも積極的に食べて駆除してくれますが、飼育自体が難しく値段も高めなので、大きなものは人為的に取り除く方が良いかもしれません。

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