常備すべき魚病薬、添加剤について「永久保存版」

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観賞魚が病気になった時、病名や原因を特定することは困難を極めます。
家庭アクアリウムでは血液検査や細胞検査はもちろん、顕微鏡での病理検査など病気の究明が不可能だからです。
魚病で代表的な白点病1つとっても、白点病と思い治療していたらウーディウム病であって治癒困難に進行した、塩と水温上昇で様子を見ていたら、より悪化して実は正体はツリガネムシだったなど見た目も症状も酷似している病気は、たくさんあり特定が難しく診断を誤ることは多々あることです。
コメント:人なら高熱が出た時は病院に行って検査、ただの風邪かインフルエンザか検査結果で確定診断が出来ますが、魚の場合はこうはいきません。

フエ&ハッシー
フエ&ハッシー

一般家庭では病理検査できないし、獣医師や疫病学の専門士も家にいないもんね。

そこで、どんな病気にかかっても即対応、応急処置できるように常に持っておくべき常備魚病薬とその効果をここに記載しました。
例え病名診断を誤ったとしても、薬効成分が他の病気にも幅広く作用する優秀なものを厳選して載せています。

Kyo
Kyo

ここで紹介しているものは実際に私自身も常備しているものになります。

フエ&ハッシー
フエ&ハッシー

僕たちの病気の進行は早くて、判断が遅れると手遅れになっちゃうんだ。
様子に違和感を感じたら進行する前に早期治療・療養をお願いします。

※この記事は魚病薬の効能については軽く触れていますが、各病気の治療法については記載していませんので、治療法について知りたい場合はサイト内にある各病気治療の記事を参照してください。

Kyo
Kyo

サイト内にある検索ボタンに病名を入れて検索をかけると治療法を書いた記事があれば出てきますので、ご利用ください。

絶対に持っておくべき常備薬

これら5つは常に持っておくことをオススメします。
・グリーンFゴールド顆粒「サルファ剤+フラン剤、通称GFG」 
・リフイッシュやデミリン「イカリムシ、ウオジラミ駆除」 甲殻類の寄生虫駆除
・アグテンorヒコサンZ「マラカイトグリーン液」 真菌、多少細菌にも効果あり
・プラジクアンテルor水産用ハダクリーン「体内線虫・吸虫駆除」 af
・グリーンFクリアー 「二酸化塩素」抗酸菌、ウイルス

Kyo
Kyo

この5つがあれば、淡水魚・海水魚が発症する、たいていの病気は治療できます。

特に細菌類関連である場合、GFGが好んで使われることが多く、2つの薬剤成分で片方が効かなくても、もう片方の成分で菌を幅広く叩けるようになっています。
一部の寄生虫を除いて駆除効果もあり、魚類へのダメージも少ないので、長期薬浴に向いており、トリートメントにも向いています。

※ウイルスや抗酸菌には効果が無いことに注意!
線虫や吸虫、体内「腸が多い」に潜む原虫にも効果がほぼ無い。
原虫は魚が衰弱すると体内を活発に移動し、その過程で臓器を食い破られたり、あらゆる管を栓止めされて腹水症状や白いフンといった重症症状を誘発しやすくなるので、これらの駆除は後述する魚病薬を持っておくと良いです。

Kyo
Kyo

屋ぐされや口腐れ、表皮穴あき、出血、松かさなど主に細菌感染が原因のものによく効きますが、白点病やコショウ病などにも効果が出るので重宝します。

イカリムシやウオジラミ駆除はデミリンが有効

イカリムシやウオジラミなど肉眼で見える甲殻類寄生虫にはリフイッシュやデミリンが有効です。
リフイッシュは寄生虫そのものにダメージを与え、デミリンは甲殻類の脱皮を阻害するので、寄生虫の成長を妨げ活動できなくさせます。
もともと農薬ですが、魚体にダメージをほぼ与えないことが分かっているので、魚病薬を使用するより安全に駆除できます。
ただ甲殻類では無い寄生虫には効かないため、その他の寄生虫駆除に効果がある魚病薬を使う必要があります。

真菌類にはマラカイトグリーン液

水カビや綿カビ、真皮まで開く穴あき病「真菌性肉ぐされ病」など真菌類による感染症状にはマラカイトグリーン液がよく効きます。

マラカイトグリーン液はバクテリア、水草、海水ではサンゴ、ライブロック、甲殻類に対して無害とあるが、これは薬効成分が2~3日と短く、濾過細菌や微生物含む無脊椎動物に大ダメージを与えるほどの殺菌力が無いのだと個人的には感じます。
だが薬効成分が弱いわけではなく、真菌に対しては治療効果が高い優秀な魚病薬です。
例で言えばデミリンが甲殻類に大ダメージを与えるが魚にはほぼ無害と同じような理屈。
生物学的構造から薬を効かせたい病原体には高い効果を発揮します。

線虫・吸虫駆除にはプラジクアンテルが効果あり

体内に潜む寄生虫には線虫や吸虫、原虫などがいます。
これらは放置しておくと食欲不振や臓器破壊、ポップアイに白フン、腹水など様々な症状を引き起こし病気の2次感染や衰弱に繋がります。一概には言えませんが、体表粘膜が多量に分泌されている、餌食いが悪い、シュルシュルした細長いフンや半透明なフンなど異常がみられた場合は、プラジクアンテルを食べさせると良いかもしれません。

プラジクアンテルはとても優秀ですが、とても水に溶けにくいです。
餌に混ぜる場合はペットボトルに飼育水と魚病薬を入れて、完全に溶けきるまでひたすら振るぐらいしないと溶けないので、労力がいることがデメリットですw
あと味がマズイようで魚によっては吐き出す子もいます。
どうしても吐き出す場合は、臭いの強い餌やラクトフェリンを少し混ぜる等、味や臭いに一工夫必要かもしれません。

二酸化塩素で抗酸菌、ウイルスを退治

フラン剤やサルファ剤に耐性があり退治できない抗酸菌、菌類よりも強いウイルスには二酸化塩素で治療します。

パッケージの表記には白点病治療と書かれてますが、二酸化塩素はウイルス、抗酸菌に効き、細菌類にも効果があり、しかも耐性菌が出来にくい、PHに影響を与えにくいとメリットが多く優秀です。
先の細菌治療でフラン剤やサルファ剤に耐性が出来た細菌類退治にも利用できます。

これほど優秀な薬ですが、弱点があります。
それは塩素中和剤で薬効成分が消えてしまうということ。
二酸化塩素は塩素中和剤と混ざると薬の効き目が無くなるので、使用する時はカルキ抜き添加剤は使わない様にしなければなりません。

汲んだ水道水を1日置いて自然にカルキを抜くか、そのまま水道水に魚病薬を入れて使用すると良いと思います。

フエ&ハッシー
フエ&ハッシー

病気は一刻を争うから水を汲み置く時間なんて無いよ。
それにカルキは病魚にダメージを与えるんじゃないの?

Kyo
Kyo

進行悪化している、重篤な状態だと悠長な時間は無いかもしれません。
単独飼育なら本水槽で薬浴、隔離が必要なら中和剤を規定量の1/3~半分で薬浴がオススメです。

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上記5つの他、持っておけば便利なもの

ドラッグストアで購入できる医薬品
・オキシドール「過酸化水素」 藍藻、コケ除去用
・逆性石鹸「ベンザルコニウム塩化物液」 飼育器具洗浄用
・塩 淡水魚の塩水浴用
・エプソムソルト フン詰まり、便秘による初期の腹水症状用

添加剤・免疫力向上・栄養強化品
・テトラパーフェクトウォーター
・ラクトフェリン 
・フコイダン 

アクアセイフは保護成分が粘り気があるので、重症魚には控えるべき。
代わりに同じ作用があり粘り気の無いパーフェクトウォーター使用をオススメします。

今回は常備薬について書きましたが、普段からキレイな水質維持に努め、こまめに状態観察をしていれば、病気が発生しても悪化する前に手を打てるので、普段から定期的に濾過槽メンテナンスやエサの食べ残し・フンを取り除いてあげると良いですよ。

飼育期間が長くなるほど、どんな魚も可愛くなるもの。
大切な命を助け救うために、万全の体制を整えておきたいものですね(^^♪

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