アロワナのウロコの先端が文字通りガジガジに欠けてくる病気です。
主にアジアアロワナにおこる病気で過背金龍に多く見られます。
生命には直接影響しないため早急な治療は必要ありませんが見栄えが悪いことやウロコが欠けることで他の病気や感染症に2次感染する原因になるため、治療を行うことをオススメします。
原因
はっきりとした原因は解明されていませんが水質悪化や水換えをサボって古くなり過ぎた酸性化した水で飼育を続けることで起こることが多い様です。
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治療法
ウロコの先端がギザギザに欠け始めたばかり、数枚欠けた程度であれば毎日1/5~1/6程度の少量の水換えを1週間ほど続ければ症状の進行は止まります。
進行が止まったら普段通りの水換え回数に切り替え、日々の水質の維持に努めてください。
ウロコがボロボロに欠けてしまった場合はグリーンFゴールド顆粒を規定量の1/6~1/7、エルバージュなら規定量の1/12程度を投与し飼育水の水換えを毎日1/5~1/6行います。
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毎日の水換えは1週間程度続け、そこからは3日に一度1/5の水換えを2週間ほど行い、悪化しすぎた飼育水の改善と魚病薬の成分抜きに努めてください。
アロワナや古代魚は部分再生力が高いので、ひげやウロコの欠損のごく初期症状であれば、ほぼ元通りに治ることが多いです。
ただ症状が進行してボロボロになっていた場合は完治が難しく、治ったとしても元通りのウロコの発色と形になるまで、かなり日数がかかります。
治療後のアフターケア
病気治療や魚病薬を行った後はアロワナなどの古代魚は体力が落ち、免疫力も低下しているので、しばらくは普段の餌に加えて消化の良いヒメダカや栄養価の高いコオロギなどを与えて体力と免疫力の向上に努めてください。
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