白点病に酷似!リンホシスチス病の治療法について

メダカ・金魚
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淡水・海水問わず全ての魚に発症することがある病気です。
初期は白点病にとても似ていますが、白点病やウーディウム病に有効な治療法で治らない、次第に数が増えたり、大きくなっていくが飼育魚に著明な衰弱はみられないとリンホシスチス症の可能性が高いです。

原因

はっきりした原因は不明ですが、多くは水質環境が悪いと発病します。
水換えをしばらくしていない古い水、濾過槽や底砂を掃除していないなど。
また伝播感染するので、リンホシスチスに罹った病魚を水槽内に入れることでも発症します。

特徴的所見

初期:数個の小さな白点がみられる
進行時:白点の数が増える、大きくなる

感染してもすぐに☆になるようなものではなく、魚はエサも食べるし元気に泳ぎ回りますが、厄介なことに魚の体表に傷があったり、体表粘膜が弱った場所があると再感染を繰り返します。

進行すると球体が複数くっついたブドウやカリフラワーの様に見えるので、リムフォシスティス病との見分けが難しいです。


しかしリムフォと比べ物にならないほど肥大していくので判別は容易です。

引用:日本水産資源保護協会 写真提供:佐野元彦博士

ただそこまでいくと餌を食べられない、呼吸ができないほどまで重症化するため、至近距離でよくよく観察し、小さい球粒が無数に重なった塊になっているかどうかで判断します。
実際に病魚を見なければ確定は出来ませんが、飼育者さんが見て球粒の塊がはっきり確認できれば、リンホシスチスだと思います。

症状について

特に衰弱しないし元気、普通に餌も食べるので怖い病気ではありませんが、楽観視して放っておくと次第に白点が肥大して餌を取れない、呼吸が出来ない様になって☆にしてしまいます。
他病気に比べて感染力もあまり強くありませんが、水質環境が悪いと他魚にも発症しやすくなります。

治療法

発病したら、とにかく清潔を心がけること!
毎日餌の食べ残りやフンは取り除く、水量1/5程度の水換えを行うなど水質環境を良好に維持できるように努力します。
濾過槽やヒーターメイクなど飼育器具も全てもれなく洗浄しましょう。
これらに加え、飼育水の殺菌、二次感染予防目的で飼育水に少量のGFG、グリーンFクリアーなどを入れておけば治癒回復の補助になります。

GFGなら規定量の1/5

グリーンFクリアーなら規定量の1/3
GFGとグリーンFクリアーは成分上長期薬浴に向く魚病薬です。
ただ2週間、3週間と薬浴期間が長すぎると耐性菌が出来てしまい、薬浴中でも病気感染を起こすことがあるので、長くても10日、重症魚でも2週間以内にとどめた方が安全です。
※魚病薬は種類によって有効期間が違うので、説明書を読んで、薬浴有効期間が過ぎたら再度投与してください。

これを繰り返せば、通常完治します。

治療前

治療後


罹患したハシナガチョウは5cmの幼魚だったので栄養補給と体力・免疫力低下を防ぐためにkyoはラクトフェリンを餌に混ぜて与えていました。

腸内細菌活性化+栄養補給による体表粘膜保護の強化に効果あり。
淡水・汽水・海水どの魚にも有効。

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病気が治らない場合

2週間以上経過しても治らない場合は、水質環境が悪く改善していないままor別の病気を疑ってください。
リムフォでもツリガネムシでもポックス病「乳頭種」でも無い、病名も治療法も分からない場合は、「病名が分からない~」という記事を掲載しているので、参考がてらに読んでみてください。

病名が分からない飼育魚の生存率を飛躍させる病気治療について「淡水・海水共通」
白点病や水カビ病などと違い、病名も治療法も分からない病気や症状は珍しくありません。これら病名不明な観賞魚の病気に試すべき治療法と応急処置について記載しています。

まとめ

リンホシスチス病は急激に進行する症状では無く、治療期間にゆとりを持てますが、軽視は出来ない病気です。
キレイな水質維持をすれば、自然に体表から剥がれていくので、治療は水質改善・維持に努めましょう。他病気の予防にもなります。

今回はリンホシスチスについて記載しましたが、サイト内に色んな記事を載せてるので、良ければ他のも読んでみてくださいね(^^♪

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