尾ぐされ病の原因、症状、治療方法

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尾ぐされ病の症状

背ヒレや尾ヒレなど魚の各ヒレがただれて溶けていく病気です。

初期症状はヒレの先端が白くなり、病気が進行するとヒレが溶けたり、裂けたりし、重症化すると根元まで症状が進行します。

初期症状の場合は塩治療浴や治療薬浴で完治しますが、重症化している場合は治すのがとても難しいです。ですので、早期発見が大事です!

尾ヒレではなく口周辺が白くなって溶ける口腐れ病もありますが、部位が違うだけで同じ病気ですので、治療方法は同じになります

原因

多くは水質悪化、飼育魚の過密飼育などにより起こります。

治療法

病気になった飼育魚が初期症状であり1匹だけなら本水槽から取り出し元気な飼育魚に感染が広がらないように別の水槽に隔離します。病魚を入れる水槽は、魚病薬(ニューグリーンFやグリーンFリキッドなど)を規定量入れて薬浴させます。

病魚が複数いたり、ヒレが裂けている、半分くらいまで溶けているなど症状が進行している場合は、水槽全体ごと治療します。

薬浴期間は最低10日間、出来たら2週間ほど治療するのが望ましいです。

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治療薬

グリーンFゴールド顆粒、エルバージュエース、観パラDなどが主な治療薬になります。

グリーンFゴールド顆粒が魚への負担が少なく効果も高いので最もオススメですが、近年入手が難しい&値段も高騰しています。

コンスタントに入手しやすいのはエルバージュエース。

ですが、薬の成分が強いので、魚種によっては薬品の成分で☆になってしまうこともあります。

ですので商品に記載されている規定量の半分、効果が薄い様であれば2/3になるようにエルバージュを追加することをオススメします。

注意

魚病薬の種類によっては数日で効果が切れるものから1週間ほど持つものまで様々なので使用する魚病薬の説明をよく読んで、効果が切れたら再度薬を投与し、薬用成分が持続するようにして治るまで治療を続けるようにしてください。

感染が広がるのを防ぐため病気が発生した水槽の水は全換えしてください。

病魚をトリートメント水槽に隔離したら、病魚を発見した本水槽にも規定量の1/4~1/5ほど同じ魚病薬を投与したり、水槽内を掃除するのもオススメです。

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