ベタ自体が消化器官が弱く、アカヒレ「コッピー」やメダカに比べ病気にかかりやすい魚ですが、生まれたばかりのベタの稚魚は免疫力が低く体力も無いので、もっと病気にかかりやすいです。
稚魚のコショウ病の治療法
早ければ孵化後数日でコショウ病にかかります。
餌を食べているのにポツポツと☆になっていく場合は細菌感染やコショウ病が原因であることが多いです。
稚魚の間は数ミリと小さな体なので、よくよく目をこらしても見つけられないので、虫メガネやルーペなどで稚魚の体を拡大させて1匹ずつ異常がないか毎日健康チェックしてあげてください。
目分量としてはパッケージ記載の規定量の1/5~1/6ほど
・グリーンFゴールド顆粒、手に入らなければメチレンブルー液を薄っすら青色に変わる程度入れる。
細菌感染病になった場合
多くは水カビ病や尾ぐされ病などですが、丸い腫瘍のような出来物が出たり、皮膚から出血したり穴が開くエロモナス感染症になることもあります。
進行も感染力もとても早く、コショウ病よりも怖い病気です。
主に水質悪化や低水温の水槽で発生することが多いので、水温を28度以上の高めに保ち、上記に書いたような日々の水質管理を怠らなければ、感染する可能性を大幅に減らすことが出来ますので、病気を発生させない環境維持に努めるようにしてください。
これら病気の原因菌やウイルスを吸着し、水質もキレイに保つ添加剤としてフコイダンを使用するのもオススメです。
フコイダンは海藻成分から抽出した自然のものを使用した製品なので、水草や魚類などの生物に無害なので、安心して使用できます。
メーカーの説明文によると少々添加しすぎても問題ないそうなので、詳しくは商品ページを参照して、ご使用ください。
成長した稚魚のその後について
1か月も経てば、ある程度丈夫になるので、この頃から水槽が狭いのであれば、数を分けてあげても大丈夫になります。
小さな水槽に成長した稚魚の数を入れ続けていると酸欠や水質の悪化を急速に早めるので、1cm前後の稚魚であれば、水1Lに対し1匹の割合で分けてあげてください。
成長したベタ稚魚のオス同士を同じ水槽で飼育してもケンカしないかどうか知りたい方は、近日中に別記事に記載予定ですので、そちらをご参照ください(^^♪