2016年に連載開始されてから今もずっと、特に女性から絶大な支持を受ける大人気の本作。
どれほど人気かというと2021年1月現在で単行本が既刊7巻まで出ていますが、ほぼ全ての巻が女性マンガ部門でも少女マンガ部門でも常にamazonの売り上げTOP10に入っているほど!
もちろん最新巻が出れば、即ベストセラー1位!↓
そんな人気のマンガの魅力は何か、どう面白いのかについて個人的感想を記載します。
私も読んでみて思いました。このマンガ・・別格に面白い!!
そしてマンガのタイトル通り、まさに「ミステリという勿れ」。
つまり、ミステリーと言い切れない漫画。
なぜミステリー漫画なのに「無かれ」なのかについても最後に紹介します。
ジャンルはサスペンス、カテゴリーはミステリー
まずどんな漫画かというとジャンルはサスペンス漫画で、カテゴリーは様々な事件を解決するミステリー漫画に分類されます。
「なかれは最後に説明するので、まずは概要w」
有名どころで言えば「名探偵コナン」や「金田一少年の事件簿」があります。
しかし、この漫画が一般的なミステリー漫画と一線を画すのは、おしゃべりだけで事件を解決してしまうところ!
ふつう事件現場に出向き、容疑者の経歴を調べ、証拠をみつけ、犯人を特定するといったパターンが王道ですが、この漫画は全く違うアプローチで楽しめるようになっています。
第1話から、あらすじと見どころを紹介
主人公の久能 整(くのう ととのう)は、容姿端麗、頭脳明晰、冷静沈着、そして、とてつもないおしゃべりな大学生。
1話では自宅でカレーを作っているとある日、とつぜん警察から呼び出されて、事件の犯人にされてしまいます。
その理由は、久能が被害者を刃物で刺す現場を目撃したという人物が現れたこと、そして、犯行に使われたと思われるナイフに久能の指紋がベッタリとついたまま検出されたから。
被害者とは全く面識がなく、動機がないのに証拠は出揃っており絶望的なこの状況で久能
無実を証明したのは、彼の持ち前のおしゃべり。
圧倒的なマシンガントークで刑事を相手に喋りまくります。
そのおしゃべりは、刑事も読者も納得させられる証言の数々の矛盾点や証拠の不自然さなどを冷静かつ論理的に論破し、話している途中で、事件の一つの事実に気づき、それを刑事に伝え現場に行かずとも事件を解決してしまうのでした。
現場展開などはなく、久能の頭の中だけで事件を解決してしまう風変わりなミステリー漫画、それがミステリと言う勿れです!
果たして、その事実とは一体何なのか?
ネタバレになってしまうので気になる方は、ぜひ読んでみてくださいw
次ページ「漫画の大きな魅力と結論・まとめ」へ続く